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本は若いうちにYO MEEEEN!!!(チェケラッチョ!!)

本屋でビジネス書を見てたんですよ、私20代後半なんですけど、本を手にとってパラパラ見て面白そうだから買うかと思ったんですけど、ああこの本から得られる情報は、この本を10年前に読んでいたら+10年その情報を活かせたんだなあ、そんなことを考えたら虚しくなりまして、買わなかったんですよ。(今年発売の本ではありますが)

 

非学歴エリート

非学歴エリート

 

 

だってそうじゃないですか、人生80年として、10代で読んだら70年、40代で読んだら40年その情報を活かせる。年を重ね知識や情報は増えているんですけど、それを活かす時間は反対に減っていっているんですよ。ああ、どうしたもんか。

じゃあ私は79歳で本を読むときはどんな気持ちがするんだろうって思うわけですよ。おそらく読むんですよ、その情報を活かせる期間があと1年であったとしても読むんですよ、本を。だってそんなこと考えたら20代後半である今だって何にも本を読めないじゃないですか、だってあと50年しかその情報を活かせないんだから。残り1年だろうが50年だろうがそんな大小は関係ないんですよ。生を受けた瞬間から死に近づいていく構図があり限り、ああ、どうせ死ぬんだからって思ったらなんにもできないんですよ。あと何年生きられるとか、あと何年この情報を活かせるとか、そういったことを考えたらおしまいなんですよ、なんにもできなくなる。生まれた瞬間から死に近づいているんだから。

 

ウミウシに目が奪われた

今考えたらあの本は買っておけばよかった。本屋では「あと何年その情報を活かせるかなんて考えても無意味」って所まで至らなかったんですよ。なんか変な虚無感に包まれてしまって。だからそのとき私が考えたのは、その本を読んだ途端に快楽を得られるような即物的な本を買って家で読んで快楽を得ようと思ったんですよ。快楽を得るという目的には寿命なんて関係ないんですよ。それでこの本を見つけたんですよ。

美しく不思議なウミウシ

美しく不思議なウミウシ

 

そうですウミウシです、ビジネス書なんて読んでないでウミウシでも見てその瞬間の快楽を得ようと考えたんですよ。パラパラと見たらなんとまあそれはそれは稚拙であるが精巧なウミウシがいっぱいいるんですよ。ああ、ウミウシはいい、生まれ変わったら私はウミウシになりたい。

でも結局ウミウシ本も買わなかったんですよ。いろいろ考えたら気持ちがふわ〜としちゃって「ウミウシ、、、ああまあいいか」と思って買いませんでした。今思えばこの本も買えばよかった。

でもまあ、本は若い内に読んだほうがいいです。だってその情報を活かせる期間が長いからね、とか言ってもほとんどの本の内容なんて3日も覚えてる訳無いんですよね、はっはっは。キャリアポルノ*1とはよく言ったもので、本を読んだその瞬間の高揚感ってとてもいい。最高だ。

上記2つの本、やはりウミウシだけでも買っておけばよかった。

 

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*1:「自己啓発書で書かれている成功者が説くノウハウを読むことで意識が高揚し、成功した気分になること」を「キャリアポルノ」と著者は定義している。日本の労働観と自己啓発書との関係を読み解く本!『キャリアポルノは人生の無駄だ』(谷本真由美 @May_Roma 著): ビジネス書のエッセンス(ビジネス書 書評ブログ)