5月20日に発売された、山本さほ さんの『岡崎に捧ぐ』を読んだ! Twitterで本が出るという情報を見てから、ぽちるまでは早かった。 私はこういうユルイテイストの絵が好きだ。
この漫画は、ネットで何回か見た記憶があった。ネットで人気になると本が出版される、すごい。買った本の帯には「短期10,000,000veiwを記録した話題作、ついに単行本化!!」とあった。10000000veiwって、一千万だ。すごいね!!
元々Webで読めていたようだが、今は一部試し読みを残して非公開なっているようだ*1。単行本はについて著者の山本さんは、「加筆修正した雑誌掲載時から、単行本用に更に加筆や修正をして丁寧に作りました。」と言っている*2。装丁もかわいいし、表紙をめくった最初のイラストもほのぼのしてとても楽しい本だ。
感想
内容は、著者である山本さんの小学生時代の物語だ。小学生が食いつく当時流行っていたことがいろいろ出てくる。作者の山本さん(29歳)と私の年が近くて、出てくるものそれぞれに共感できて面白かった。面白いっていうのは、爆笑ではなく「むふぅ」っていう面白さだ。29歳前後の人は当時のブームとか当時の空気感を思い出せてノスタルジーに浸れると思う。
本に出てくる懐かしキーワード スーファミ マリオペイント スーパーマリオRPG FFⅣ マザー2 聖剣伝説2 たまごっち 地獄先生ぬ~べ~ とかすごくいろいろあった。本の帯には「溢れ出る90年代ノスタルジー!」とあり、漫画からは確かに90年代ノスタルジーが溢れ出まくっていた。
第一話を、作者のnoteから試し読みできるよ!
Twitterを見ていると、いろんな人が「本買ったよ!」という報告をしていた。
山本さほさんの初単行本買いました!世代が一緒だから色々懐かしいし面白いです! pic.twitter.com/nvhjZ4lUql
— 鴻池 剛 (@TsuyoshiWood) 2015, 5月 22
Amazonで予約してたのが、いま届いた。「岡崎に捧ぐ」 pic.twitter.com/0VrMf13BPC
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2015, 5月 23
本日の祝カプチーノ、『岡崎に捧ぐ』。 本日発売のお友だちの漫画!イチオシですよ!! pic.twitter.com/M4J0KH7f6H
— じょーじ (@george_10g) 2015, 5月 21
Twitterの感想
岡崎に捧ぐ、お話が良いのはnoteや連載で見てたから十分承知だけど、単行本の装丁に愛があって良い。手に取ると表紙の一風変わった質感からノスタルジックに浸れる。こういう細かいこだわりを持つ裏方陣も本当に尊敬する。 pic.twitter.com/cBwFh9Nl7G
— Die (@Dietrax) 2015, 5月 22
「岡崎に捧ぐ」はかつて小学生だった俺たちのための最高の漫画なので同世代の人たちはみんな読んで泣くといい。 pic.twitter.com/WSN00zakba
— ت (@Toriharu_) 2015, 5月 21
『岡崎に捧ぐ』Amazonさんがいつまでも送ってくんないから本屋さん行って買ってきたよ。なんつー優しい話だろうね。ずっとじんわりしっぱなしであとがきを読んでまたじんわり。ずっとずっお本棚に置いておきたい本ですよ。 pic.twitter.com/xdGSWGKslg
— とよ田みのる (@poo1007) 2015, 5月 21
自分の人生と重なるところが一切ないのに、胸が苦しくなる懐かしさ。与えられた世界に生きるすべての小学生に幸あれ。泣けてしまって少しずつしか読み進めない。ゲームを全然やらなかった私の人生には大きな穴があいているのかもと思った。音たててあらわれた新星、山本さほ『岡崎に捧ぐ』(小学館)!
— 歌人 枡野浩一(詩人歌人と植田マコト) (@toiimasunomo) 2015, 5月 21
おすすめです!(Kindle版も同時発売して欲しかったな…)